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【材料】竹内製作が朝安のあと持ち直す、第2四半期は販売台数増加で営業増益

竹内製作所 <日足> 「株探」多機能チャートより
 竹内製作所<6432>は朝安のあと持ち直す。11日取引終了後、17年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表し、営業利益は97億6500万円(同3.6%増)と増益だったが、9月28日に上方修正を発表していることから、材料出尽くし感から売りが先行した。ただ、その後は営業増益を評価する動きが強まり、前引け段階ではプラスに転じている。

 円高の影響で売上高は466億2500万円(前年同期比0.5%減)と苦戦したものの、米国および欧州で販売促進の強化や需要が増加したことにより、ミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダーの販売台数が好調に推移し、増益に寄与した。また、税金費用の計上に伴い、最終利益は54億6000万円(同11.5%減)だった。

 なお、通期業績予想は9月28日修正値を据え置き、売上高805億円(前期比5.5%減)、営業利益130億円(同19.9%減)、最終利益77億円(同20.7%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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