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【材料】イオンの決算速報は好印象も価格競争の懸念も再燃!? SMBC日興証券(花田浩菜)

イオン <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

10/5、イオン<8267>が17/2期上期の決算を発表しました。

SMBC日興証券のレポートによると『営業収益4兆1118億円(前年同期比0.9%増)、営業利益724億円(0.1%増)、経常利益732億円(0.4%増)、純損失54億円(前年同期は21億円の黒字)』で、同社からは『通期会社計画に沿った進捗とコメント』があったとのことです。

SMBC日興証券では今回の発表を『懸念であるダイエーからの移管店舗やイオンリテールの業績が持ち直したほか、食品スーパー子会社は増益率が拡大しており、好印象』と評価しています。

しかし一方で、『岡崎双一イオンリテール社長が「コモディティ商品の猛烈な売価訴求」に言及した点に注意したい』と指摘。SMBC日興証券としては『実際に価格競争が激化する可能性は低いとみている』ものの、『株式市場が同社や小売りセクター対して懸念を強める可能性がある』とも伝えています。

よろしければ10/6付けの「Opening Bell」を見てみてくださいね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介します。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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