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【材料】リプロセルが買い優勢に、輸送専門会社と連携しiPS細胞を恒温輸送

リプロセル <日足> 「株探」多機能チャートより
 リプロセル<4978>が売り買い交錯もやや買い優勢に傾き3日続伸。同社はiPS細胞の研究試薬を手掛ける創薬ベンチャーだが、日刊工業新聞が「同社と柴又運輸(東京都江戸川区)は、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋などの細胞を凍らせずに恒温輸送するサービスを製薬会社や研究所向けに月内に本格展開する」と報じており、これが株価を刺激している。輸送専門会社による恒温輸送サービスにより凍結による細胞の壊死や品質低下を防止でき、創薬や再生医療の研究に弾みがつくことが期待されている。「輸送対象はiPS細胞由来の心筋細胞と神経細胞、肝細胞の3種類。横浜市にあるリプロセルの研究所で作製する」と伝えられている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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