【市況】ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金2105億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比65.3％増の2105億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同65.8％増の1890億円だった。

　目立った値動きではｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が20.59％高、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> が19.35％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が5.00％高、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> が4.97％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が4.95％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> は16.78％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は7.56％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は7.13％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.59％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> は5.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が292円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1312億1000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金806億1200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が227億7300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が95億7600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が74億4800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が61億1200万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が24億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース