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【材料】三菱UFJなどメガバンクは軟調、SMBC日興が「総括的検証」で下落リスク指摘

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクに売りが先行している。前週末の米国株市場の急落の余波が東京市場にも及んでいる。メガバンクは相対的に株価が出遅れていたこともあって、下値に対しても底堅さを発揮しているが、三井住友などはきょうで4日続落と下値模索の展開が続く。

 SMBC日興証券が9日付リポートで、9月20~21日の日銀の金融政策決定会合での「総括的検証」の展望として「マイナス金利幅の拡大の可能性は排除し難い様に見える」としており、銀行セクターについては、「現在の株式市場の期待値はやや“マイナス金利幅拡大なし”に傾いているため、ここまでリバーサルを演じてきた 銀行株については、短期的には下方リスクをやや強く意識すべき」という見解を示している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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