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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、8月雇用統計に注目


■軟調推移、米国株安で円買い勝る

先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利据え置き決定、4-6月期国内総生産(GDP)成長が3%台になったこと、中国の8月輸入急増が豪ドル買いにつながった。しかし、9日の米国株が大きく下げたことを嫌って豪ドル売り・円買いが急速に広がった。取引レンジ:77円40銭-79円13銭。

■もみ合いか、8月雇用統計に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の早期利下げ観測は後退していることが、引き続き豪ドルの下支えとなる。8月雇用統計(失業率など)が注目される。また、中国の8月鉱工業生産、8月小売売上高も売買材料になりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・15日:8月失業率:(予想:5.7%、7月:5.7%)

予想レンジ:76円00銭-79円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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