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【通貨】9月9日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより


 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円06銭まで上昇後、102円54銭まで下落した。

通常はハト派として知られるローゼングレン米ボストン連銀総裁(FOMC投票権あり)が「緩やかな引き締めが理にかなう」との見通しを示したため年内の米国利上げ観測が強まりドル買いに拍車がかかったほか、

「日銀は、今月下旬の金融政策決定会合で行う緩和策の統括的検証でマイナス金利政策は効果が副作用を上回るとの判断を下す方向で調整に入った」との報道を受けて、日銀の追加利下げ観測が強まり円売りが加速した。



ユーロ・ドルは、1.1271ドルから1.1199ドルまで下落し1.1230ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り、ドル買いが強まった。ユーロ・円は、115円95銭から115円10銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3326ドルから1.3240ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9729フランから0.9785フランへ上昇した。



[経済指標]

・米・7月卸売在庫改定値:前月比0%(予想:+0.1%、速報値:0.0%、6月+0.3%)・米・7月卸売売上高:前月比?0.4%(予想:+0.2%、6月:+1.7%←+1.9%)
《KY》

 提供:フィスコ

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