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【通貨】外為サマリー:1ドル101円70銭前後で推移、中曽副総裁の講演に関心集まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円70銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=114円44銭前後と同30銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は日銀・中曽副総裁の講演を意識し午後1時過ぎからドル売り・円買いが優勢となり、一時101円41銭をつけたが、売り一巡後は101円70銭前後に値を戻した。同氏は講演で量的緩和の実施で、経済・物価状況は大きく改善したと指摘したほか、マイナス金利政策は金融機関収益に影響をおよぼしているとするものの、金融機関収益への影響を考えマイナス金利の深掘りができないとの考えは取っていない、ことなどを述べた。市場では、同副総裁の講演の影響は限定的だったとみている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1252ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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