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【材料】米系大手証券、小売セクターの投資評価を「中立」に引き下げ、ファーストリテ、良品計画、ニトリHDなどに注目

ファストリ <日足> 「株探」多機能チャートより
 JPモルガン証券が、7日付のリポートで小売セクターの投資評価を再検討し、「中立」に戻した。同証券では6月25日、英国のEU離脱などに伴う、グローバル投資環境の不透明感の強まり、急速な円高進行などを踏まえ、相対的な投資魅力と安心感が強まったと考え、小売セクターの投資評価を「強気」に引き上げたが、現時点では強気継続の理由は不足と考えたという。

 こうしたなかで注目銘柄としては業績、バリュエーション、カタリストを総合的に勘案し、ファーストリテイリング<9983>がコア保有銘柄になるとしている。また、より中長期的には、有力成長企業で、足もとのセクターローテーションや月次販売軟調などから株価が調整した銘柄の、選別的な押し目買いを推奨するとして、良品計画<7453>、有力ドラッグストアのツルハホールディングス<3391>、クスリのアオキ<3398>、さらに、ニトリホールディングス<9843>などが買いの候補となるとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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