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【通貨】外為サマリー:一時1ドル103円20銭台へ下落、黒田発言に見方割れる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=103円36銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=115円53銭前後と同40銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前11時以降、売り先行の展開。それまで103円90銭前後で推移していたが、午前11時過ぎに103円70銭前後に下落し、午後1時過ぎに再度下げ幅を拡大し103円20銭台まで下落した。この日、日銀の黒田総裁が講演を行い、「マイナス金利の深掘りは可能」との見方を示した。追加緩和に自信を示すものとも見られたが、一方で具体的な追加緩和に向けた政策の姿勢が見えないとの見方もあり、むしろドル売り・円買いが膨らみ、一時103円27銭まで下落した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1175ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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