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【市況】8月31日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円53銭まで上昇した後、103円25銭まで下落し、103円40銭で引けた。この日発表の米国の8月ADP全米雇用報告(民間雇用者数)が予想をやや上回る増加となり、7月分も上方修正されたことを好感し、ドル買いが一時強まった。その後、原油大幅安、米株安を受けて円がやや買い戻された。


 ユーロ・ドルは、1.1123ドルまで下落後、1.1165ドルまで上昇し、1.1155ドルで引けた。ユーロ圏関連の材料がないなか、ドル主導の展開になった。ユーロ・円は114円97銭から115円42銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは1.3076ドルまで下落後、1.3145ドルまで上昇し、ドル・スイスフランは0.9863フランまで上昇後、0.9818フランまで下落した。

【経済指標】
・米・8月ADP全米雇用報告:+17.7万人(予想:+17.5万人、7月:+19.4万人←+17.9万人)
・米・8月シカゴ購買部協会景気指数:51.5(予想:54.0、7月:55.8)
・米・7月中古住宅販売成約指数:前月比+1.3%(予想:+0.7%、6月:-0.8%←+0.2%)
・カナダ・6月GDP:前月比+0.6%(予想:+0.4%、5月:-0.6%)
・カナダ・4-6月期GDP:前期比年率-1.6%(予想:-1.5%、1-3月期:+2.5%←+2.4%)
・南ア・7月貿易収支:+52億ランド(予想:+80億ランド、6月:+125億ランド)

《KK》

 提供:フィスコ

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