【市況】ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1447億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比25.2％減の1447億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同24.7％減の1350億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> が新高値。ＤＩＡＭＥＴＦＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資指数 <1484> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ　ソフト農産物指数連動受益証券発行信託 <2027> が12.36％高、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が5.91％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が5.12％高、ｉＰａｔｈ　農産物指数連動受益証券発行信託 <2025> が3.69％高、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> が3.52％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は10.44％安、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> は4.82％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が376円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金871億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金805億5900万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が172億4200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が72億2300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が62億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億8400万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が37億7400万円の売買代金となった。

株探ニュース