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【市況】日経平均は52円高でスタート、その後上げ幅3ケタに広げる、ニトリは一時7%超安の急落/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16550.21 (+52.85)
TOPIX  : 1305.35 (+7.79)

[寄り付き概況]

 日経平均は反発してスタートした。23日の米国市場では、7月新築住宅販売件数の予想上振れや小売企業の好決算、原油相場の上昇が好感され、NYダウは17ドル高となった。為替市場では7月の米公定歩合議事録を受けてドル買いが再燃し、1ドル=100.20-30円水準まで円安に振れている。こうした流れを受けて東京市場では買いが先行し、日経平均は上げ幅を3ケタに広げている。

 売買代金上位では、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたソフトバンクグ<9984>が3%を超える上昇となっているほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、三井住友<8316>がしっかり。前日強い値動きを見せたファミリーM<8028>は小高い。東京電力HD<9501>は前日に続き上げ目立つ。一方、任天堂<7974>、KDDI<9433>、JT<2914>などがさえない。前日急伸した小野薬<4528>は利益確定売り優勢。ニトリHD<9843>は一時7%超安と急落している。

 セクターでは、輸送用機器、保険業、電気・ガス業が上昇率上位。反面、水産・農林業、小売業、石油・石炭製品の3業種のみマイナスとなっている。
《WA》

 提供:フィスコ

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