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【特集】三井不動産 Integrated Reporting:市場を創造しながら成長を続けるリーディングカンパニーに向けて(5)

三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより

三井不動産<8801>

海外事業:マレーシア・台湾に商業施設を開業

※「アニュアルレポート2016」より抜粋
最後に、海外事業について、2015年度は事業エリア、商品ともに大きな拡大を実現できたと自負しています。ニューヨークでは大規模オフィスプロジェクト「55ハドソンヤード」が着工、また、海外初となる賃貸住宅「160マディソン」が竣工しました。
英国では、テレビジョンセンター再開発計画の住宅について2015年の9月から販売を開始しましたが、これまでのところ順調な売れ行きとなっています。アジアでは、クアラルンプールと台湾に三井アウトレットパークを開業、特に台湾は日系テナントや日本式のホスピタリティが非常に好評で、想定以上の施設売上を記録しています。これらのプロジェクトの成功は、着実に現地での三井ブランドの浸透に貢献しており、引き続き優良なパートナーとのリレーションを深めながら新規事業機会の獲得を目指していきます。そのためにも、経済動向やマーケットニーズを機敏に捉え、より高度な次元で事業推進を果たすべく、海外スタッフの人材育成、更なる現地化を推進することが重要な課題であると認識し、これについてもスピード感を持って取り組んでいきたいと考えています。

●同社の強みとパートナーの力を組み合わせ、これまでに構築したプラットフォームをベースに更なる成長を目指していくとしている。欧米では、世界経済の動向を注視しながら優良な事業機会を継続的に獲得し、安定的な収益基盤を築き、アジアでは、急増する良質な住宅に対する需要と拡大する消費を取り込み、早期に利益を拡大していく方針。

《HN》

 提供:フィスコ

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