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【通貨】NY為替:米国債利回り低下や原油反落を意識したドル売り

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、100円63銭から100円21銭へ下落し100円30銭で引けた。7月米シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったことや、フィッシャー米FRB副議長が先週末の講演で年内利上げを示唆したため、ドル買いが先行した。しかしながら、ロンドンフィキシングにかけた実需のドル売りが多くみられたことでドルは伸び悩んだ。米国債利回りの低下や原油先物の反落を意識したドル売りも観測された。

ユーロ・ドルは、1.1301ドルから1.1331ドルへ上昇し、1.1320で引けた。欧米金利差の縮小に伴いユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、113円75銭から113円41銭へ下落。株安を嫌気したリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.3092ドルから1.3157ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9635フランから0.9611フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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