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2016年08月20日15時16分

【為替】ユーロ週間見通し:底堅い展開か、イエレンFRB議長の発言内容を見極める展開

ユーロ円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■堅調推移、米早期利上げ観測後退でユーロ買い

先週のユーロ・ドルは堅調推移。米国の早期利上げ期待は後退し、ユーロ圏と米国の金利差拡大を想定したユーロ売りは縮小した。欧州中央銀行(ECB)が9月に追加緩和策を導入するとの思惑がやや後退したこともユーロ買いにつながった。取引レンジ:1.1154ドル-1.1366ドル。

■底堅い展開か、米早期利上げ期待後退の可能性

来週のユーロ・ドルは底堅い展開か。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が後退し、ユーロ選>好地合いが続きそうだ。26日のジャクソン・ホールでのイエレン議長による講演でハト派的な発言が聞かれれば、ユーロ買い・ドル売りが強まるだろう。一方、購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標でユーロ圏経済の弱さが意識されれば、ユーロの上値を抑える材料に。

予想レンジ:1.1250ドル-1.1450ドル

■下げ渋り、米利上げ期待後退でユーロ買い継続

先週のユーロ・円は強含み。米ドル・円相場は円高方向に振れたが、米国の早期利上げ期待は後退し、ユーロ圏と米国の金利差拡大を想定したユーロ売りは縮小した。欧州中央銀行(ECB)が9月に追加緩和策を導入するとの思惑がやや後退したことから、対円でのユーロ買いも観測されており、ユーロは底堅い動きを見せた。取引レンジ:112円37銭-113円93銭。

■底堅い展開か、イエレンFRB議長の発言内容を見極める展開

今週のユーロ・円は底堅い展開か。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期をめぐりドルの値動きに影響されやすい展開となりそうだ。イエレン議長の発言がハト派的な内容だとユーロ買い・ドル売りが強まり、ユーロ・円は上昇が見込まれる。一方で、ドル・円が大きく下落するようだとユーロ・円は下押しされる可能性もあるだろう。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・23日:8月マークイット製造業PMI(予想:52.0、7月:52.0)
・23日:8月マークイットサービス業PMI(予想:53.0、7月:52.9)

予想レンジ:112円00銭-116円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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