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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、7月正規雇用者数の減少が上値を抑える要因に

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■軟調推移、米ドル安・円高などの影響受ける

先週の豪ドル・円は軟調推移。米ドル・円相場が円高方向に振れたことや豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げ観測は大きく後退しなかったことが要因。18日発表の豪7月失業率は低下したが、正規雇用者数は大幅に減少し、景気の先行きに対する楽観的な見方は後退した。取引レンジ:76円07銭-77円81銭。

■もみあいか、7月正規雇用者数の減少が上値を抑える要因に

今週の豪ドル・円はもみ合いか。7月の正規雇用者数の大幅な減少は上値を抑える要因となりそうだ。ただし、米早期利上げ観測がさらに後退した場合、リスク回避の豪ドル買い・米ドル売りが強まり、対円レートの下支え要因となる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:75円00銭-78円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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