【市況】ETF売買動向＝19日寄り付き、日経レバの売買代金は93億円と低調

　19日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比37.8％減の174億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同43.6％減の147億円となっている。

　個別ではＤＩＡＭＥＴＦＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資指数 <1484> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が新高値。ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> など6銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.73％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が3.45％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.40％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.13％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は6.17％安、日経３００上場投信 <1319> は3.27％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が94円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金93億5400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均135億4600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が18億600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が11億1700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が7億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が7億4000万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が2億4200万円の売買代金となっている。

株探ニュース