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【市況】19日の株式相場見通し=円高進行への警戒感から売り先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京株式市場は、きのうの日経平均株価の大幅反落で投資家心理が弱気に傾いていることに加え、外国為替市場で円相場が、円高・ドル安傾向を強めていることから、売り先行の展開となりそうだ。19日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=100円を挟んでの値動きとなっている。

 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比23.76ドル高の1万8597.70ドルと続伸した。NY原油先物価格が1バレル=48ドル台前半まで上昇し、約1カ月半ぶりの高値水準となったことから、石油株など資源関連の銘柄が買われたものの、ほかの業種では利益確定の売りも出て上昇幅は限定的となった。ナスダック総合株価指数は、前日比11.488ポイント高の5240.145と続伸した。

 日程面では、6月の全産業活動指数、7月の全国百貨店売上高に注目。海外では、韓国サムスン電子が新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」を発売が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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