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【通貨】NY為替:ドル弱含み、FOMC議事録受け9月利上げ観測後退

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、100円73銭から100円04銭まで下落し、100円25銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、2人のメンバーが7月会合での利上げを支持したことが明らかになりいったんドル買いが強まる局面もあったが、他のメンバーは、インフレに一段の自信が必要だと主張し結局更なるデータを待つことで合意したことが明らかになると、速やかな利上げ観測を受けたドル買いが後退した。


ユーロ・ドルは、1.1242ドルまで下落後、1.1316ドルへ反発し1.1292で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が予想ほどタカ派とならずドル売りが再燃。ユーロ・円は、113円54銭から112円83銭へ下落。株式、原油相場動向に連動し一時リスク回避の円買いが強まった。


ポンド・ドルは、1.2979ドルへ下落後、1.3086ドルへ上昇した。


ドル・スイスは、0.9659フランへ上昇後、0.9597フランへ反落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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