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2016年08月17日16時52分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年8月17日

 17日の市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前日比149円高の1万6745円だった。海外市場で円相場が一時99円台へ上昇したものの、東京市場スタート時には100円台へ戻っており、日経平均は寄り付きから徐々に買い戻しが強まる展開となった。大引けにかけては101円台まで入った円安を好感し、本日のほぼ高値圏で取引を終えている。

 昨日の米国市場はNY連銀総裁の利上げに前向きな発言を受けてダウ平均は反落した。同総裁は9月の利上げを問われ「可能だと思う」と述べて売りを誘発。主要3指数すべてが反落した。一方、原油相場はこの日も上げて4連騰。株式市場の下げをある程度抑える効果はあったようだ。さて、昨日に円高・株安の仕掛け的な売買にあった東京市場は、本日、一時99円台に入った円相場が100円台に戻ってきたことで、寄り付きから徐々に買い戻しの入る展開となった。午前中に財務官による円高けん制発言が伝わったことも円安・株高要因に。ただ、売り方の買い戻し以外に目立った買いは入らず、日経平均は昨日の下げの半分強を戻す程度で取引を終えている。政府や日銀が為替の1ドル=100円、日経平均の1万6500円辺りを意識している様子が窺え、明日以降もこうした価格帯での神経質な動きが予想される。個別では自動車向けセキュリティを材料にアドソル日進 <3837> が大幅に3日続伸。米社にロケット向け炭素繊維を供給することが決まった東レ <3402> も買いを集めている。(ストック・データバンク 編集部)

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