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【通貨】NY為替:ドル売り一服、NY連銀総裁が9月利上げの可能性に言及

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、99円54銭へ下落後、100円53銭まで反発し100円31銭で引けた。日銀による金融緩和が限界水準にあるとの見方に円の買い戻しに拍車がかかったほか、米7月消費者物価指数が予想以上に低下したため債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。その後、7月鉱工業生産が予想を上回ったほか、ダドリーNY連銀総裁が9月の利上げの可能性に言及したため債券利回りが上昇し、ドル買いが再燃した。


ユーロ・ドルは、1.1323ドルまで上昇後、1.1246ドルへ反落し1.1277ドルで引けた。8月のドイツZEW調査の改善を好感したユーロ買いが加速。その後、米国の利上げ観測を受けたドル買いが再燃し反落した。ユーロ・円は、112円52銭へ下落後、113円26銭へ反発。


ポンド・ドルは、1.2941ドルから1.3051ドルまで上昇した。英国の7月消費者物価指数(CPI)が2014年11月来で最高となったためポンドのショートカバーが加速。


ドル・スイスは、0.9589フランへ下落後、0.9644フランへ反発した。

《MK》

 提供:フィスコ

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