【市況】ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金1659億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比64.0％増の1659億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同59.1％増の1497億円だった。

　個別ではｉＰａｔｈ　畜産物指数連動受益証券発行信託 <2028> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> など7銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が10.65％高、ｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> が3.01％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が273円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1017億6800万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金895億5400万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が145億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が98億3800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が95億1800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が59億7700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が17億3300万円の売買代金となった。

株探ニュース