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【通貨】外為サマリー:1ドル102円00銭前後でもみ合う、株高好感も方向感に欠ける

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=102円06銭前後と10日午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=113円68銭前後と同60銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時過ぎに102円20銭まで上昇する場面があったが、その後は102円00銭前後のもみ合い状態が続いた。NY株高に連動し日経平均株価も上昇したことから、朝方はリスク選好のドル高・円安が進行したが、102円台からは上値が重かった。お盆休みを取っている市場関係者も多く、模様眺め気分も強い様子だ。この日は7月の中国鉱工業生産と同小売売上高が発表され、やや予想より弱めの内容だったが、市場の反応は限定的だった。今晩は米7月小売売上高が予定されており、その結果が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1140ドル前後と同横ばい圏で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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