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【通貨】8月9日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円27銭から101円80銭へ下落した。

米4-6月期非農業部門労働生産性速報値が予想外に3四半期連続のマイナスに落ち込み米国債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1075ドルから1.1123ドルへ上昇した。欧米金利差の縮小でドル売り、ユーロ買いが強まった。ユーロ・円は、113円04銭まで下落後、113円35銭へ反発。

ポンド・ドルは、1.2956ドルへ下落後、1.3017ドルへ反発した。タカ派で知られる英中央銀行のマッカファティ?金融政策委員会(MPC)委員が「経済が悪化した場合、一段の緩和が必要になる」とハト派姿勢に転じたため追加緩和観測を受けたポンド売りが続いた。その後、米国債券利回り低下に伴うドル売りが強まった。

ドル・スイスは、0.9844フランから0.9817フランへ下落した。



[経済指標]・米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率-0.5%(予想:+0.4%、1-3月期:-0.6%)・米・4-6月期単位労働コスト速報値:前期比年率+2.0%(予想:+1.8%、1-3月期:-0.2%←+4.5%)・米・6月卸売在庫:前月比+0.3%(予想:0.0%、5月:+0.2%←0.0%)・米・6月卸売売上高:前月比+1.9%(予想:+0.5%、5月:+0.7%←+0.5%)
《KY》

 提供:フィスコ

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