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【通貨】英ポンド週間見通し:弱含みか、緩和継続姿勢で上値は重くなりそう

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■軟調推移、年内追加利下げの可能性

先週のポンド・円は反落。英中央銀行は4日に開いた金融政策委員会(MPC)の会合で、政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。利下げは予想通りだったが、資産買い入れ枠の拡大を発表したことや年内に追加利下げを実施する可能性が浮上し、リスク回避的なポンド売りが拡大した。取引レンジ:132円25銭-136円27銭

■弱含みか、緩和継続姿勢で上値は重くなりそう

今週のポンド・円は弱含みか。英中銀は7年ぶりの利下げを決定し、今後も金融緩和を継続する方針を示した。日本銀行による追加金融緩和への期待が再浮上すれば、ポンドの対円レートは下げ渋る見込みだが、ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンドの上値は重いままとなりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・9日:6月鉱工業生産(前月比予想:-0.1%、5月:-0.5%)
・9日:6月商品貿易収支(予想:-96億ポンド、5月:-98.79億ポンド)

予想レンジ:130円00銭-135円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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