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【通貨】外為サマリー:1ドル101円前半で一進一退、英金融緩和でポンドは急落

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=101円25銭前後と前日に比べ10銭前後のドル安・円高で推移している。

 4日に開催された英イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)では、政策金利を0.5%から0.25%引き下げることを決定。また、国債購入枠の拡大や、社債の買い入れを発表した。これを受け、ポンドは1ポンド=1.33ドル前後の水準から、1.31ドル前後へ急落している。

 ドル円相場では、英ポンド安の影響は限定的。東京市場では、午前9時過ぎに一時101円36銭まで上昇する場面があったが、その後101円20銭前後に値を戻し一進一退状態が続いている。今晩は米雇用統計が発表されるため、全般相場は模様眺めとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1132ドル前後と同0.0004ドル前後のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=112円71銭前後と同20銭前後のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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