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【材料】三井物産が後場プラスに転じる、第1四半期利益が市場予想を上回る

三井物 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井物産<8031>が後場プラスに転じている。年初来安値1156円接近で自律反発狙いの買いが入っているほか、午後1時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で売上高1兆199億7100万円(前年同期比20.5%減)、純利益611億4500万円(同36.9%減)となり、純利益が市場予想の430億円前後を上回ったことが好感されている。

 原油などの資源価格の下落を受けてエネルギー部門の収益が落ち込んだことが響いた。また、円高で海外収益が目減りしたことや、前年同期に次世代・機能推進セグメントで有価証券評価益を計上した反動も利益の減少につながった。なお、17年3月期は純利益2000億円(前期834億1000万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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