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【材料】任天堂が逆行高、反動安一巡し25日線接触で打診買い流入

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>は全体下げ相場に抗して続伸。「ポケモンGO」関連人気で7月19日に高値3万2700円まで駆け上がったが、その後は反動で大幅な調整を余儀なくされた。ポケモンGOの同社業績に与える影響が限定的であるとのリリースの開示や、低調な第1四半期決算、周辺機器として収益寄与が期待された「ポケモンGOプラス」の発売延期など、ネガティブな材料が相次いだことも株価の足を引っ張っていた。

 しかし、2万円大台ラインを下値メドに目先の底値形成の兆しにあり、25日移動平均線との接触で打診買いにも徐々に厚みが加わっている。7月下旬以降矢継ぎ早に開示された証券会社の投資判断も概ね「強気」か「中立」で、もともと低く設定されていた目標株価は引き上げる動きが相次いでいる。直近の新規カバレッジでは東海東京が1日付けで「アウトパフォーム」とし目標株価3万5000円に設定しており、株価に浮揚効果を与えている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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