【市況】ETF売買動向＝1日大引け、全銘柄の合計売買代金2445億円

　1日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比53.5％減の2445億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同53.8％減の2227億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新高値。ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　エネルギー商品指数上場投資信託 <1685> が9.89％高、ダイワ金融上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1649> が4.30％高、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> が4.11％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.90％高、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が3.83％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ　フロンティア株 <1583> は3.91％安、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は3.85％安、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は3.61％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が66円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1414億4000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1600億円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が294億4000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が184億6900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が124億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が67億2300万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が35億6700万円の売買代金となった。

株探ニュース