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【通貨】東京為替:ドル・円は104円37銭付近、日銀の政策決定前に思惑

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

29日午前の東京外為市場ではドル・円は104円37銭付近。日銀の政策発表を控え、追加金融への期待と不安が交錯する展開。ドル・円は、国内勢が月末要因で円買いを進め、103円41銭まで下落した。その後は日銀金融政策決定会合の結果待ち。日銀金融政策決定会合では、大規模な追加緩和策が期待されている。ただ、緩和の内容が小幅にとどまった場合には失望の円高が予想される。

結果待ちのなか、昼近くには大規模な緩和策が打ち出されるとの期待から、105円近くまで値を戻す展開がみられた。日銀の政策発表次第で午後の地合いは変わる可能性があり、予想はしにくい。

ここまで、ドル・円は103円41銭から105円34銭、ユーロ・ドルは1.1074ドルから1.1086ドル、ユーロ・円は114円51銭から116円68銭で推移した。

【要人発言】
・石原経済再生相
「物価安定目標の実現に向け、日銀の最大限の努力を期待」
「CPIの上昇率は鈍化しているが、デフレ脱却に向けた足取りは続いている」

《XH》

 提供:フィスコ

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