【市況】ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金1639億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比44.8％減の1639億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同45.2％減の1508億円だった。

　個別では純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が6.98％高、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> が4.42％高、国内金先物価格連動型上場投信 <1683> が3.51％高、ＮＥＸＴ日経・東商取白金指数連動 <1682> が3.23％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.26％安、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は4.26％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> は3.59％安、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> は3.38％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が187円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金889億1500万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1341億9100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が254億3100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が139億3600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が86億1800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億2000万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が15億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース