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2016年07月27日08時10分

【為替】今日の為替市場ポイント:ドル・円は104円台後半で推移か、米FOMC前で為替取引は抑制される見込み

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

26日のドル・円相場は、東京市場では105円89銭から103円99銭まで下落。欧米市場でドルは一時104円98銭まで反発し、104円63銭で取引を終えた。

本日27日のドル・円は、主に104円台後半で推移か。米金融政策を見極める必要があることから、アジア市場では投機的な為替取引は抑制される見込み。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は27日に開く会合で政策金利を決定する。市場関係者のほぼ全員が金利据え置きを予想しているため、FOMCの声明内容に注目が集まっている。労働市場は穏やかに改善していることから、金融政策を決めるうえでインフレの動向が重要となる。米連邦準備理事会(FRB)が参考にしているコアPCEは5月時点で前年比+1.6%で目標水準の2%を下回っている。6月も前年比+1.6%と予想されており、現時点でコアPCEが将来的に2%レベルに上昇していくことが予見できる状況ではないとみられている。

市場関係者の一部は、FRBはインフレ進行の明確な兆候が確認できる前に利上げを実施すると考えており、今回のFOMC声明は9月利上げを予告する内容になると想定している。ただし、9月時点でインフレ率が現在と同水準だった場合、利上げを強行することは難しくなる。市場関係者の間では、米金融政策の変更は次期米大統領が正式に就任する来年1月以降になるとの見方が再浮上している。

《WA》

 提供:フィスコ

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