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【通貨】東京為替:ドル下げ渋り、下値では押し目買いも

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

22日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開となった。日本株の下落でドル売りが強まったものの、105円台半ばで押し目買いが観測された。ドル・円は、105円後半で寄り付いた後、国内勢による買いが入り106円26銭まで上昇。その後、日経平均株価の前日比200円超の下落を受けドルは105円57銭まで値を下げた。ただ、この水準では個人を中心とした押し目買いが観測され、下げ止まったようだ。


ランチタイムの日経平均先物は弱含んでおり、ドルは午後の取引でも売りが出やすい見通し。ただ、午前同様、下値では押し目買いが期待されるため、アジア市場では105円を割り込むほどの大きな下げは想定しにくい。


ここまで、ドル・円は105円57銭から106円26銭、ユーロ・ドルは1.1021ドルから1.1033ドル、ユーロ・円は116円40銭から117円13銭で推移した。


【要人発言】
・菅官房長官
「総合的、大胆な経済対策は財政当局を含め対応の努力をしている」

・稲田自民党政調会長
「政府の経済対策は規模感が出ていない」

《MK》

 提供:フィスコ

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