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【通貨】東京為替:ドルもみあい、経済対策期待の買いは一服

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

21日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあいとなった。日本政府による20兆円規模の経済対策への期待からドルは107円台を回復したが、その後ドル買いは一服した。ドル・円は、日本政府による20兆円規模の経済対策に関する報道を受け107円台を回復し、日経平均株価が前日比200円超となった場面では、ドルは一時107円49銭まで上昇した。
また、日銀による追加緩和期待も円売りの支援材料となった。その後、日経平均の上げ幅縮小を受けドル買いは一服したが、株高の継続でドル買い・円売りは後退していないようだ。ランチタイムの日経平均先物が堅調地合いを維持しており、株高期待のドル買いは午後の取引でも続きそうだ。

一方、 ニュージーランド準備銀行は今朝、一段の金融緩和を示唆する内容の声明を発表したことでNZドル・円は急落となったが、ドル・円への影響は限定的だった。

ここまで、ドル・円は106円85銭から107円49銭、ユーロ・ドルは1.1006ドルから1.1027ドル、ユーロ・円は117円71銭から118円40銭で推移した。



【要人発言】

・フォーブズ英中銀金融政策委員会委員
「時期尚早な利下げを急ぐべきではない」

・NZ準備銀
「インフレ率を中銀目標に戻すため、一段の緩和が必要となる公算」
「NZドルの下落が必要になる」

《MK》

 提供:フィスコ

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