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【通貨】外為サマリー:1ドル106円台を割り込む、日経平均株価の下落で売り先行

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=105円87銭前後と前日に比べ8銭のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米6月住宅着工件数が118.9万件と市場予想を上回ったことから、一時、106円53銭まで上昇。ただ、国際通貨基金 (IMF)が世界経済成長率の見通しを引き下げたことなどが警戒され、105円80銭台まで売られる場面があった。

 この日の東京市場では、午前8時過ぎに106円20銭台で推移していたが、午前9時以降、軟化。106円ラインを割り込み、105円80銭台に下落している。日経平均株価が7日ぶりに反落していることも、ドル安・円高要因に働いた。やや手掛かり材料難のなか、日経平均株価の動向を意識する展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1016ドル前後と前日に比べ0.0040ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=116円61銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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