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【通貨】NY為替:ドルは一時106円53銭、米6月住宅着工件数は予想を上回る

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円53銭へ上昇後、105円88銭へ反落し、106円13銭で引けた。米国の6月住宅着工件数が予想を上回ったためドル買いが優勢となった。その後、国際通貨基金(IMF)が世界経済の見通しを下方修正したこと、クーデター未遂に乗じエルドアン大統領が対抗勢力への掃討作戦で過剰に弾圧する傾向が警戒され、トルコ政情不安の再燃でリスク回避のドル売り、円買いが強まった。


ユーロ・ドルは、1.1037ドルから1.1000ドルへ下落し1.1019ドルで引けた。良好な米国の住宅関連指標を好感したドル買い、予想を下回った独7月ZEW景気期待指数、欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えたユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、117円42銭から116円58銭へ下落。


ポンド・ドルは、1.3153ドルから1.3074ドルへ下落した。英国の欧州連合(EU)離脱を受けたIMFによる英国経済成長率見通しの引き下げを嫌気したポンド売りが優勢となった。


ドル・スイスは、0.9878フランへ上昇後、0.9841フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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