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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い展開か、株高継続で円売り優勢

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■大幅反発、新首相決定で政局不安後退

先週のポンド・円は大幅反発。英国の新首相決定で政局不安が後退したことや、米ドル・円相場が円安方向に大きく振れたことが要因。政局不安の後退により、ユーロ、日本円に対するポンド買いが活発となり、対円レートは一時143円台に上昇する場面があった。取引レンジ:129円93銭-143円25銭。

■底堅い展開か、株高継続で円売り優勢

今週のポンド・円は底堅い展開か。英国が欧州連合(EU)離脱を選択したことで、将来的には通貨ポンドが準備通貨的な地位を維持できなくなるとの懸念はあるものの、短期的には欧米株式の安定や円安・米ドル高の継続によってポンドの対円レートは下げ渋る見込み。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:6月消費者物価コア指数(前年比予想+1.3%、5月:+1.2%)
・19日:6月生産者物価産出コア指数(前年費予想:+0.5%、5月:+0.5%)
・20日:6月失業率(予想:2.2%、5月:2.2%)

予想レンジ:136円00銭-141円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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