【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ディップ、ビックカメラ、三協立山 (7月12日発表分)
パル <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 パル <2726>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比20.2%減の16.2億円に減り、3-8月期(上期)計画の35.9億円に対する進捗率は45.2%にとどまり、5年平均の61.4%も下回った。
▲No.5 ユーシン <6985>
16年11月期の連結経常利益を従来予想の30億円→20億円(前期は21.7億円)に33.3%下方修正し、一転して8.1%減益見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4577> ダイト 東1 -9.97 7/12 本決算 1.00
<2726> パル 東1 -7.24 7/12 1Q -20.24
<2379> ディップ 東1 -6.22 7/12 1Q 22.60
<3048> ビックカメラ 東1 -6.08 7/12 3Q 18.54
<6985> ユーシン 東1 -3.31 7/12 上期 -55.42
<6083> ERIHD 東1 -2.47 7/12 本決算 0.48
<5932> 三協立山 東1 -0.99 7/12 本決算 39.02
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース