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2016年07月12日12時35分

【材料】アンジェスが後場カイ気配スタート、「キメラデコイ」の製品開発に乗り出すと発表

アンジェス <日足> 「株探」多機能チャートより
 アンジェス MG<4563>が後場カイ気配スタートとなっている。前引け後に、次世代の核酸医薬である「キメラデコイ」の基盤技術開発を完了し、製品開発に乗り出すと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 今回、製品開発に乗り出すキメラデコイは、STAT6とNF-κBという炎症に関わる2つの重要な因子を同時に抑制する働きを持った核酸医薬で、NF-κBのみをターゲットにした従来のデコイに比べて、炎症を抑える効果が格段に高いことが期待されているという。同社では、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座の研究チームと2012年から共同研究を実施しており、喘息を対象とした動物試験の結果、従来のNF-κBデコイと比較して、呼吸機能の程度を示す気道の抵抗値を約半分に、さらに炎症に関係する体内物質の濃度を大幅に抑制できることが判明したという。

 今後、同社では、臨床試験を含む製品開発の段階に進むことになり、まず臨床試験の実施に必要な前臨床試験を開始する。複数のターゲットを同時に抑制できるキメラデコイの製品開発に着手するのは世界で初めてのことで、世界的にも注目されそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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