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【通貨】7月11日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円37銭から102円88銭まで上昇し、102円85銭で引けた。

良好な米6月雇用統計の結果を受けて世界経済が景気後退に陥るとの警戒感が後退したほか、安倍首相が財政投融資の積極活用を表明したこと、英国の政局不安後退でリスク選好の円売りが継続した。

ユーロ・ドルは、1.1075ドルへ上昇後、1.1036ドルへ下落し1.1075ドルで引けた。ユーロ・円は、113円08銭から113円77銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.2924ドルから1.3015ドルへ上昇。

英国の次期首相を決める与党・保守党の党首選で、決選投票に進んでいたレッドサム・エネルギー閣外相が撤退を表明したことにより、唯一の候補者メイ氏の党首当選が決まり、キャメロン首相の後任として新首相に就任することとなった。英国の政局不安が後退したためポンド買いが加速。

ドル・スイスは、0.9816フランへ下落後、0.9844フランへ上昇した。


[経済指標]・米・6月労働市場情勢指数:?1.9(予想:?1.2、5月:?3.6←-4.8)

《KY》

 提供:フィスコ

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