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【通貨】外為サマリー:1ドル101円半ばへ上昇、日経平均の大幅高で買い優勢

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円47銭前後と前週末午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=112円07銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後に入り、上昇基調を強め、午後1時過ぎに101円台を回復。午後3時近くには101円半ばまで値を上げた。10日の参院選では与党が改選議席の過半数を占めた。安倍首相は、週内にも経済対策を検討することを指示したと伝えられ、日経平均株価は前週末に比べ700円を超す大幅高となり、これを受けドル買い・円売りが優勢となった。前週末の米雇用統計が良好な内容だったことも安心感を誘った。ドル円は、101円台半ばまで値を上げたことから、一段の水準訂正があるかが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1044ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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