【市況】ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金2998億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比13.5％増の2998億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.3％増の2796億円だった。

　個別では国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> など8銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が11.41％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が10.00％高、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> が6.70％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が5.96％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.52％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.97％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が601円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1929億9700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1534億6600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が337億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が145億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が122億4400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が115億8800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が28億5600万円の売買代金となった。

株探ニュース