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【材料】小糸製が続落、欧州大手証券では今期は足もとの急激な円高進行などで過去3年続いた増益率にも停滞感との見方

小糸製 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小糸製作所<7276>が続落。現在は下げ幅を縮小している。

 クレディ・スイス証券は同社についてのリポートで、17年3月期は足もとの急激な円高進行の影響もあり、過去3年続いた増益率にも停滞感が生じると考え、為替前提を1ドル=109円(会社前提105円)として、17年3月期の営業利益を825億円(従来837億円、会社計画は770億円)と予想。16年3月期の急成長を後押しした為替影響が、今期は一転して逆風となり、ある程度先取りされた利益成長にも一服感が生じようと指摘。LEDランプの拡販は引き続き進むと見るものの、為替/売価率悪化といった事業環境の厳しさも同様に拡大すると想定。

 レーティングは「アンダーパフォーム」を継続し、目標株価は4100円から4000円へ調整している。
《MK》

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