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【通貨】東京為替:ドル・円は100円97銭付近、豪ドル安の波及で一時100円75銭

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

7日午前の東京外為市場ではドル・円は100円97銭付近。オーストラリアの格付け見通し引き下げによる豪ドル売りに連動する場面もあった。ドル・円は、101円前半で寄り付いた後、日経平均株価の下落を受けドルは下落基調となった。リスク回避的な動きが弱まっておらず、やや円買いに振れやすい流れ。

また、米S&Pがオーストラリアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことで豪ドル売りが強まり、対円では76円付近から75円28銭まで下落。ドル・円は豪ドル安に連動し、一時100円75銭まで下げた。その後は豪ドル売りが一服したことや日経平均の下げ幅縮小で、ドル・円は101円付近に値を戻している。ランチタイムの日経平均先物がプラス圏に切り返しているため、ドルは午後の取引では101円台を中心に推移する可能性はあろう。

ここまでドル・円は100円75銭から101円40銭、ユーロ・ドルは1.1074ドルから1.1103ドル、ユーロ・円は111円59銭から112円54銭で推移。

【要人発言】

・政府筋
「財務省と金融庁、日銀による3者会合を8日午前に開催」

・黒田日銀総裁
「景気は基調として緩やかな回復を続けている」
「必要な場合は、3次元で追加緩和を講じる」

《XH》

 提供:フィスコ

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