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【材料】国内大手証券、今後の邦銀の国際戦略は貸出残高成長率が鈍化、非金利収益重視に進むと予想

みずほFG <日足> 「株探」多機能チャートより
 国内大手証券の銀行セクターのリポートでは、2016年上半期(1~6月期)のシンジケート・ローン市場は、グローバルで前年同期比1割近いマイナス成長となる中、邦銀が総じてそのプレゼンスを維持したと指摘。邦銀のプレゼンスが小さい欧州市場の縮小幅が3割弱と大きかったことや米市場の縮小幅が2%強と小さかったことなど、地域構成比が邦銀のグローバルシェア向上に寄与したとみて、特にみずほフィナンシャルグループ<8411>の躍進が顕著だったと解説。

 今後の国際戦略の方向感として、資本効率・資産の質重視の観点から貸出残高成長率が鈍化、資産効率重視の観点からより非金利収益を重視する方向に進むと予想している。
《MK》

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