市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:リスク回避の円買い強まる、英中銀総裁がEU離脱による景気減速を警告

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円91銭から101円45銭へ下落し101円75銭で引けた。予想を下回った米国の5月製造業受注を嫌ったドル売り、英中銀のカーニー総裁が欧州連合(EU)離脱決定による経済の成長鈍化を警告したことなどを嫌ったリスク回避の円買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1167ドルから1.1063ドルへ下落し1.1076ドルで引けた。英国の欧州連合(EU)離脱決定への不透明感がくすぶりユーロ売りが再開。ユーロ・円は、113円61銭から112円40銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.3126ドルから1.3000ドルへ下落。英中銀のカーニー総裁が英国の欧州連合(EU)離脱決定の衝撃に伴うリスクが具体化し始めたことや景気減速を警告したためポンド売りに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9712フランから0.9774フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均