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【通貨】東京為替:ドル弱含み、日本株安やテロなど受け一時102円付近

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

5日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み、102円付近まで値を下げた。日本株安が嫌気されドル売りが強まった。



ドル・円は、102円半ばで寄り付いたが、日経平均株価の100円超の下落を受け、ドル売り・円買いが強まった。人民元安の進行も意識され、ドルは一時102円01銭まで値を下げた。また、サウジアラビアをはじめ、このところ爆弾テロ事件が相次いでいることも、地政学リスクを背景とした円買いにつながっているようだ。本日発表された中国・6月財新サービス業PMIは予想を上回ったが、ランチタイムの日系平均先物は軟調地合いが続いており、ドルは午後の取引で102円を割り込む可能性はあろう。


ここまでは、ドル・円は102円01銭から102円59銭、ユーロ・ドルは1.1125ドルから1.1156ドル、ユーロ・円は113円55銭から114円40銭で推移した。


【要人発言】
・英財務相
「法人税率を15%未満に引き下げ」

【経済指標】
・豪・5月貿易収支:-22.18億豪ドル(予想:-17億豪ドル、4月:-15.79億豪ドル)
・豪・5月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.3、4月:+0.2%)
・中・6月財新サービス業PMI:52.7(5月:51.2)

《MK》

 提供:フィスコ

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