【市況】ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金1787億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比17.5％減の1787億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.3％減の1662億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が新高値。ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ｉＰａｔｈ　畜産物指数連動受益証券発行信託 <2028> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> など10銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> が8.45％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が5.42％高、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.53％高、日経３００上場投信 <1319> が3.47％高、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が3.40％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＰａｔｈ　農産物指数連動受益証券発行信託 <2025> は3.61％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が93円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1138億3400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1628億2300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が221億3000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が88億7000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が80億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が63億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が15億6600万円の売買代金となった。

株探ニュース