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2016年07月04日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:小森、イーレックス、資生堂、新日鉄住金

小森 <日足> 「株探」多機能チャートより
■小森コーポレーション <6349>  1,246円  +106 円 (+9.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 1日、小森コーポレーション <6349> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.1%にあたる380万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7月4日から12月22日まで。同時に、600万株の自社株を7月29日に消却すると発表したことも支援材料。

■イーレックス <9517>  2,370円  +101 円 (+4.5%)  11:30現在
 イーレックス<9517>が大幅高で3連騰、2400円台まで上値を伸ばし1月6日の上場来高値2345円を更新、半年ぶりに青空圏に突入した。同社は代理店を通じ余剰電力を買い取り顧客に販売、今年4月から開始された電力の全面自由化では新電力の台風の目として存在感を高めている。同社が電力を供給するオフィスビルや商業施設は、既に1日時点で特別高圧・高圧分野の供給施設が9000件に達した。これまでは工場や商業施設など高圧電力需要家向けに展開していたが、全面自由化を契機に一般家庭市場への参入も進めており、バイオマスの自社電源も保有していることも大きな強みとなっている。5月には野心的な中期経営計画を発表、4~5年後をメドに売上高1000億円のほか、売上高営業利益率10%、ROE20%、自己資本比率40%、配当性向20%以上などを経営目標に掲げており、株式市場でも一段と成長期待が膨らんでいる。

■資生堂 <4911>  2,775円  +55.5 円 (+2.0%)  11:30現在
 資生堂<4911>が4日続伸。同社は1日取引終了後に、グループ会社を通じてイタリアのラグジュアリーファッションブランドを展開しているドルチェ&ガッバーナ(D&G社)と、フレグランス、メーキャップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を結んだと発表。業績への寄与などが期待されているようだ。資生堂はD&G社とのライセンス契約により、ビューティー市場の主要3カテゴリーの中でも特に欧米において重要なフレグランスを強化することに加え、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)地域本社が持つフレグランスのセンター・オブ・エクセレンス(各カテゴリーにとってグローバルに影響力を持つ最先端のエリアで情報収集・戦略立案・商品開発などをリードし、全世界のマーケティング活動に生かす)としての機能をさらに高めるとしている。

■セイノーHD <9076>  957円  +18 円 (+1.9%)  11:30現在
 1日、セイノーホールディングス <9076> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.57%にあたる312万5000株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7月7日から9月23日まで。

■新日鐵住金 <5401>  1,989.5円  +37 円 (+1.9%)  11:30現在
 新日鉄住金<5401>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>をはじめ鉄鋼株が総じて強い動きをみせ、業種別騰落率トップに買われる場面があった。アジア鋼材市況下落や在庫調整の影響などが収益の重荷となっているが、17年3月期は在庫評価損も一巡し、粗鋼生産の回復を足場に利益回復局面に向かう公算が大きいとみられている。為替の円高の影響はネガティブに作用するが、市場では、中国鉄鋼大手が統合に向けた動きをみせるなか、過剰設備の調整に伴い、国内鉄鋼メーカーにとっても風向きは順風に変わりつつあるとの見方が浮上しているようだ。新日鉄住金はPBRが0.6倍台、JFEは同0.4倍台と解散価値を大きく下回ることも株価の見直し余地を暗示している。

■Jフロント <3086>  1,069円  +19 円 (+1.8%)  11:30現在
 J.フロント リテイリング<3086>は朝安で年初来安値を更新してスタートしたが、その後切り返し5日ぶりに反発。前週末1日の取引終了後に発表した6月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高は前年同月比6.9%減と6カ月連続で前年実績を下回ったが、織り込み済みとの見方が強く、下値に自律反発狙いの買いが入ったようだ。化粧品が好調に売り上げを伸ばしたほか、名古屋店のメンズ売り場改装効果も寄与したが、心斎橋店本館の建て替えによる面積減のマイナス影響が大きく、また、盛夏もの婦人ファッションの動きが鈍かったことなどが響いたとしている。

■ユニーGHD <8270>  891円  +15 円 (+1.7%)  11:30現在
 ユニーグループ・ホールディングス<8270>が3日続伸。同社は1日の取引終了後、17年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算を発表。営業収益は2509億600万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は88億9300万円(同98.7%増)、最終損益は114億1000万円の赤字(前年同期26億8600万円の赤字)だった。総合小売業では4月にアピタ全店で実施した「お客様特別感謝デー」の期間売上が前年を上回ったほか、「春のピアッキ~まつり」などのピアゴ店舗を対象とした営業企画も好調に推移。サークルKサンクスが収益性の低下した店舗とファミリーマートとの店舗システム統一により使用中止する固定資産の減損損失及び次期店舗システム開発の違約金などを特別損失に計上したことから最終損益での赤字を余儀なくされている。

■群馬銀行 <8334>  377円  +6 円 (+1.6%)  11:30現在
 群馬銀行<8334>が続伸。国内大手証券では、業界全体でROEが下落トレンドのなか、政策保有株・外貨建て投資信託の売却により、高水準のROE維持の確度は高いと指摘。16年5月末のMSCI指数除外を主因に株価が下落したことで、短期的な株価に割安感が強まったとみて、レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に引き上げ。目標株価は550円から450円に引き下げている。

■ニトリホールディングス <9843>  13,400円  +80 円 (+0.6%)  11:30現在
 ニトリホールディングス<9843>が続伸し新高値。大和証券は1日、同社株の投資判断を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は1万1500円から1万5000円に見直した。17年2月期第1四半期(2月21日~5月20日)の連結営業利益は、前年同期比31%増の272億6000万円とポジティブな決算だったと指摘。冷感寝具の「Nクール」などが好調で、既存店売上高の順調な伸びが続いている。同証券では、17年2月期の連結営業利益を従来予想の790億円から850億円(前期比16%増)に見直したほか、18年2月期は同1004億円と予想。順調な業績拡大が続くと見込んでいる。

■日本オラクル <4716>  5,590円  +30 円 (+0.5%)  11:30現在
 日本オラクル<4716>が小幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2年前から注力するクラウドは成長性に対するビジビリティが高まっているため、成長率加速の有無が注目点になると指摘。株主還元拡大やクラウドの力強い成長が「カタリスト」、親会社へのロイヤルティー料率改悪、クラウド成長に伴う新規ライセンスなどへのカニバリゼーションの影響拡大、配当伸長鈍化を「リスク」と位置づけ、レーティング「ニュートラル」を継続。目標株価を5550円から5800円に引き上げている。

■ファーストリテイリング <9983>  27,490円  +130 円 (+0.5%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が前週末終値2万7360円近辺で小動き。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、仕入等に関しては為替予約により短期的な為替変動のリスクを回避しているものの、急ピッチな円高により金融費用上の為替差損が拡大すると指摘。1円の円高で為替差損が20億円発生すると想定し、16年8月期末時点で1ドル=100円の場合、430億円の為替差損を計上する計算になると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を3万2500円から3万円に引き下げている。

■ディスコ <6146>  9,110円  +10 円 (+0.1%)  11:30現在
 ディスコ<6146>が年初来安値更新後、反発。ゴールドマン・サックス証券では、会社計画を上回った第1四半期単体売上高は想定線と指摘。第2四半期に着実な受注増加を予想し、「需要の回復局面にある高クオリティ銘柄を買い増す好機」と解説。レーティング「買い」を継続、目標株価は1万1600円から1万1000円に引き下げている。

■クスリのアオキ <3398>  5,540円  -620 円 (-10.1%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 クスリのアオキ<3398>が大幅続落。大和証券が1日付で投資判断を「1」から「3」へ2段階引き下げ、目標株価を6800円から6500円としたことが売り材料視されている。同証券では、6月30日に会社側が発表した16年5月期業績について、営業利益は前の期比16.1%増となったものの、90億3200万円と同証券予想の92億円を若干下回り、特に3~5月期は前年同期比7.2%営業減益で失速感があると指摘している。また、17年5月期については、出店加速の影響を織り込み、同証券の営業利益予想を109億円から93億円へ下方修正。引き続き中期的な成長ポテンシャルは評価しているが、過度の新店計画は好ましいものではないとしている。

●ストップ高銘柄
 内外テック <3374>  428円  +80 円 (+23.0%) ストップ高   11:30現在
 ストライク <6196>  8,750円  +1,500 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 ソフトブレーン <4779>  508円  +80 円 (+18.7%) ストップ高   11:30現在
 ベガコーポレーション <3542>  3,170円  +488 円 (+18.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 イナリサーチ <2176>  679円  +100 円 (+17.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 ブイキューブ <3681>  820円  -150 円 (-15.5%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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